ひろしまとハノーバーの交流の歩み

1968年

日本とドイツの政府間による文化協定にもとづいて、日本からはじめて青少年代表団が西ドイツに派遣されましたが、その代表団の監督として参加した広島国際⻘少年協会総主事、林壽彦氏が、その訪問日程の中でハノーバー市をおとずれたのが交流の始まりです。この最初の訪問の際に、国家間の交流ではなく、都市間の交流を発展させることが大切ではないか、というハノーバー市長、シュメルスティーク氏の提案を受け、広島とハノーバー2 都市の間の青少年交流が始まることになりました。

1972年

ハノーバー市を訪問する青少年使節団の派遣も毎年行なわれるようになっていましたが、この年は、広島市長である山田節男氏も、ハノーバー市長の招きで同市を訪問しました。

1973年

この年より、青少年使節団とともに、小中学生からなる、こども使節団もハノーバー市を訪問することとなりました。

1976年

この年の訪問では、荒木武広島市長の要請を受けて、青少年とこども使節団は原爆被曝の資料写真60 点を携え、当地で原爆展を開きました。また、エギィディエン教会にて、ヒロシマ平和祈念式典が行なわれ、ドイツ連邦共和国を代表して、フランケ国務大臣も臨席されました。

1978年

ハノーバー市と広島市の青少年交流は10 周年を迎えました。これを記念して、広島市長からはハノーバー市に桜の苗木20 本が贈られ、ハノーバー市長からは、豆つげ樹木3000 本が贈られてきました。広島市は広島市民球場横に、ハノーバーにあるヘレンハウゼン公園を模して、沈床花壇ハノーバ ー庭園を造園することとなり、この庭園は3 年間の工事の末、1981 年に完成しました。

1983年

この年、1968年に始まった青少年交流は15周年を迎え、これを記念して、ハノーバー市と広島市は姉妹都市縁組を結ぶことになりました。5月27日に、ハノーバー市において、荒木武広島市長とシュメルスティーク ハノーバー市⻑との間で調印式が行なわれました。

1985年

国際青年年を記念して、姉妹都市⻘少年国際会議と国際ワークショップがハノーバーで開催され、広島からの青年もこれに参加しました。広島市とハノーバー市の青少年交流の輪をさらに拡げるために、ハノーバー市の姉妹都市を1982年から訪問することが始まり、1982年のイギリス、ブリストル市、1984年、ポーランドのボズナン市、1986年、フランスのパピニオン市、1988年、フランスのルアン市、と続いた成果が実を結びました。

1986年

故林壽彦氏は西ドイツ連邦⼤統領から功績⼗字勲章を贈られました。ハノーバー市庁舎特別議場にて叙勲式が行なわれました。この年には、8月6日にハノーバー市主催の平和祈念式典が行なわれ、8 時15 分には広島市から贈られた平和の鐘が鳴り響きました。夜には、マッシュ湖で灯籠流しも行なわれました。

1991年

広島での民泊を引き受けてくれた家庭の皆さん(女性7名、男性3名)がハノーバーを訪問しました。ハノーバーでは市政750年記念行事が開催され、特別観覧席でパレードを見学する機会をえました。

2005年

広島市とハノーバー市を中心とした長年にわたる青少年の交流を基盤に、当時の秋葉忠利広島市長と広島国際青少年協会の故林壽彦総主事によって、青少年国際平和未来会議(International Youth Conference for Peace in theFuture, IYCPF)が創設されました。毎年、広島市とそれ以外のヨーロッパ、アジアの諸都市で交互開催することとなり、第1回は広島市で、10 ケ国15都市、70人の参加で開催されました。

2013年

広島ハノーバー友好協会は1979 年、任意団体として創設され、広島市とハノーバー市の交流の広島側の窓口となっていましたが、2013 年一般社団法人広島ハノーバー友好協会として再結成されました。これまでの青少年の相互訪問のみでなく、経済界の交流や文化面での交流を行うことを目的に加えました。

2014年

一般社団法人広島ハノーバー友好協会からのハノーバー市への公式訪問の第1 回は2014 年に実行されました。青少年交流として、一般社団法人広島国際青少年協会から15 名、経済交流として、広島電鉄及びアンデルセンから6名、文化交流として、ひなまつり普及協会と和楽器演奏グループ“樹”などから7 名、広島ハノーバー友好協会から3 名の計31 名がハノーバー市を訪れ、市庁舎への訪問と和楽器の演奏会、青少年のホームステイ、小学校への訪問などを行いました。その後、隔年毎に広島からハノーバーへ、ハノーバーから広島への訪問を行うことになりました。

2015年

2015年にはハノーバー市から、テュルナウ会長他代表団12名が来広しました。広島市役所への訪問、ホームステイ、お好み焼き体験、上田宗箇流の茶道体験などを行い、友好親善に務めました。

2018年

青少年交流50 周年を記念して、広島からハノーバーへの訪問、ハノーバーから広島への訪問の相互訪問が実現しました。
ハノーバーでは、ショストック市長も同席され、広島ハインでの桜の木の植樹が実現しました。
広島では、松井市長も同席され、ハノーバー庭園でのトゥカエデの植樹が実現しました。

提供:一般社団法人広島ハノーバー友好協会 一般社団法人広島国際青少年協会